「この土の器をも」
三浦綾子は、朝日新聞の懸賞小説に「氷点」が入選され、世に広く知られました。氷点は、韓国にもよく知られている有名な小説です。この小説を書く過程の話が、「この土の器をも」という本に書かれています。綾子のご主人である三浦光世氏の信仰は、とても素晴らしいです。綾子が小説を書いているうちに、締め切りが目前に迫ってきたら、毎年していた子供クリスマスのための宣教行事を後にしようと提案します。その時、光世は言下に断りました。
「神の喜び給うことをして、落ちるような小説なら、書かなくてもよい」
本当にそうです。神様は全能なる方です。神様の喜ばれることをして、世の中の重要で急いでいる仕事が少しできなかったとして、それが間違うはずがありません。逆に、神様が喜ばれてもっと助けてくださるでしょう。ところで、もしその仕事がうまくできなかったら、それは神様のほうから見て価値がないと思われたからでしょう。決して、自分が主のことに時間を費やしたからではありません。これが正しい信仰です。世の中の仕事が忙しいということで、神様の喜ばれることをどんどんしなくなることは、自分の仕事のためにも決してよくありません。世の中のことが忙しいほど神様のためのことをもっとすると、神様が世の仕事も助けてくださり、神様に栄光を奉げることになるでしょう。
三浦綾子は、その忙しい中でも、夜を通して原稿を書きながら、神様の喜ばれる子供クリスマスの行事を終えました。そして、彼女は締切日である12月31日に原稿を出しました。
神様の恵みは素晴らしかったです。有名な作家もたくさん応募しました。総731名が応募しました。綾子は、1次選考25編に堂々と当選されました。2次選考をパスした10名にも入りました。そして、1千万円の懸賞を受ける1位に当選しました。1964年の1千万円は、本当にものすごい大金です。皆涙を流しながら感激しました。
その中で、光世はすぐ綾子を二階に呼びました。そして、神様に感謝の祈りを奉げようと言いました。祈った後、彼は妻に次のように話しました。
「綾子、神を畏れなければならないよ。人間は有名になったり、少しも金が入るようになると、そうでなかった時より、愚かになりやすいものだ。また、人にチヤホヤされると、これまた本当の馬鹿になるからね。これからの歩み方は大切だよ」
「綾子、神は、わたしたちが偉いから使ってくださるのではないのだよ。聖書にもあるとおり、吾吾は土から作られた、土の器にすぎない。この土の器をも、神が用いようとし給う時は、必ず用いてくださる。自分が土の器であることを、今後決してわすれないように」
それて三浦綾子は、次の本のタイトルを「この土の器をも」にしたわけです。人は、少し物事がうまくいくと高慢になりがちです。三浦綾子がずっと神様に使われたのは、常に自分を土の器だと思ったからです。世に感動を与えるのは土の器である自分ではなく、その中に宝を入れてくださった神様のお陰だということをいつも思っていたからでしょう。世の中でうまくいっている時こそ、いつも次のことを覚えているべきだと思います。
「私は、土の器にすぎません。神様が宝をこの器に入れてくださっただけです。」
三浦綾子は、朝日新聞の懸賞小説に「氷点」が入選され、世に広く知られました。氷点は、韓国にもよく知られている有名な小説です。この小説を書く過程の話が、「この土の器をも」という本に書かれています。綾子のご主人である三浦光世氏の信仰は、とても素晴らしいです。綾子が小説を書いているうちに、締め切りが目前に迫ってきたら、毎年していた子供クリスマスのための宣教行事を後にしようと提案します。その時、光世は言下に断りました。
「神の喜び給うことをして、落ちるような小説なら、書かなくてもよい」
本当にそうです。神様は全能なる方です。神様の喜ばれることをして、世の中の重要で急いでいる仕事が少しできなかったとして、それが間違うはずがありません。逆に、神様が喜ばれてもっと助けてくださるでしょう。ところで、もしその仕事がうまくできなかったら、それは神様のほうから見て価値がないと思われたからでしょう。決して、自分が主のことに時間を費やしたからではありません。これが正しい信仰です。世の中の仕事が忙しいということで、神様の喜ばれることをどんどんしなくなることは、自分の仕事のためにも決してよくありません。世の中のことが忙しいほど神様のためのことをもっとすると、神様が世の仕事も助けてくださり、神様に栄光を奉げることになるでしょう。
三浦綾子は、その忙しい中でも、夜を通して原稿を書きながら、神様の喜ばれる子供クリスマスの行事を終えました。そして、彼女は締切日である12月31日に原稿を出しました。
神様の恵みは素晴らしかったです。有名な作家もたくさん応募しました。総731名が応募しました。綾子は、1次選考25編に堂々と当選されました。2次選考をパスした10名にも入りました。そして、1千万円の懸賞を受ける1位に当選しました。1964年の1千万円は、本当にものすごい大金です。皆涙を流しながら感激しました。
その中で、光世はすぐ綾子を二階に呼びました。そして、神様に感謝の祈りを奉げようと言いました。祈った後、彼は妻に次のように話しました。
「綾子、神を畏れなければならないよ。人間は有名になったり、少しも金が入るようになると、そうでなかった時より、愚かになりやすいものだ。また、人にチヤホヤされると、これまた本当の馬鹿になるからね。これからの歩み方は大切だよ」
「綾子、神は、わたしたちが偉いから使ってくださるのではないのだよ。聖書にもあるとおり、吾吾は土から作られた、土の器にすぎない。この土の器をも、神が用いようとし給う時は、必ず用いてくださる。自分が土の器であることを、今後決してわすれないように」
それて三浦綾子は、次の本のタイトルを「この土の器をも」にしたわけです。人は、少し物事がうまくいくと高慢になりがちです。三浦綾子がずっと神様に使われたのは、常に自分を土の器だと思ったからです。世に感動を与えるのは土の器である自分ではなく、その中に宝を入れてくださった神様のお陰だということをいつも思っていたからでしょう。世の中でうまくいっている時こそ、いつも次のことを覚えているべきだと思います。
「私は、土の器にすぎません。神様が宝をこの器に入れてくださっただけです。」
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1 コメント
中森千草
2014-03-12 18:25:26
どうしても高慢な時は、自分が1番になってしまう。
神様に対してひれ伏す心を忘れず、
光は神様からであることを、胸に刻みたいと思います。