手紙
 
リンカーン大統領の一言一句は、それ自体が金言です。特に、リンカーンは言葉を言うだけではなく、自分が言った言葉どおりに生きていた人でした。それで彼の言葉はもっと信頼を与えて、光が出ているようです。
リンカーンは次のような言葉を言いました。
「不幸な人の特徴は、それが不幸であることを知りつつ、その方向へ引き続き行くということである。我々の前には不幸と幸福の二また道がいつも置かれている。私たちは毎日二つの道のうち、一つの道を選択することになっている。」
神様がくださった一番の祝福は、「可能性」です。私たち皆に同じく一日24時間を与えてくださったように、選択の2つの道である幸福と不幸を同じく与えてくださいました。24時間をどう使うのかによって結果が全く違うように、与えられた道の中でどんな道を選択するかによって相反する結果が与えられます。特別な人だけに、リンカーンだけに2つの道が与えられることではありません。すべての人の前には、各瞬間ごとに幸福と不幸、この2つの道が与えられています。ただ、自分が自ら不幸の道を選ぶため、不幸になるのです。人生は選択です。自分が認めても認めなくでも、人生は選択です。
不幸な人は不幸を引き続き選択します。その人は、それが不幸であることをを知りながらもずっとその道を固守します。なぜこのような馬鹿なことが引き続き起きてしまうのでしょうか。なぜ知っていながら自ら不幸の道を選ぶのでしょうか。愚かだからです。愚かな人はいつも目の前のものしか見ることができません。目の前の利益、目の前の快楽、目の前の安らかさ。。。もし目の前に困難が、損害が、不便さがあるなら、その人は絶対にその道を選ばないのです。
本当の幸せな道は、目の前に見えるのが決してよさそうに見えません。でこぼこで、坂道で、険しこです。行きたくなこです。幸せな道は、絶対に幸せの名札をつけて来ません。不幸の道もそうです。知恵ある人は、偽造された幸福と不幸の道をちゃんと仕分けした人です。
南北戦争中のお話です。戦争を完全に終結することができる機会が来ました。それでリンカーン大統領は、ミード将軍に直ちに攻撃命令を下しました。しかし、ミード将軍は攻撃しませんでした。敵は無事に逃げました。その決定的な命令不服従について失望と怒りに満ちたリンカーンは、すぐにミード将軍に強い叱責の手紙を書きました。しかし幸いに、その手紙をミード将軍に届きませんでした。、リンカーンが書くだけで、送らなかったからです。リンカーンが世を去った後に彼の引き出しの中から発見されました。瞬間の感情で物事を処理したら、ミード将軍を直ちに罷免させたかもしれません。決定的な瞬間を命令不服従で敵を逃したのでは、罷免させる十分な理由になります。しかし、彼は手紙を送らなかったです。一瞬の感情ではその道が良いと考えられますが、彼は他の道を選択しました。これがリンカーンの偉大な面です。一つの戦闘の勝利は失っても人を失わないことを選んだのです。
怒りの暗雲、感情の暗雲は私たちの目を覆ってしまいます。それで判断を紛らすにしてしまいます。怒りや感情が目の前を覆っている時には、その怒りや感情どおり選択をしてはいけません。人生のハンドルが崖に行く可能性が高いからです。
賢い人は目の前の有益や、満足を見て選ばず、人生の遠くにあるゴールイン地点を眺めながら選択する人です。私たちは、毎瞬間の選択に目覚めていなければなりません。それが私たちの人生の瞬間を作っていくからです。
あなたは幸せですか。答えは簡単です。今あなたの選択を見てください。それがあなたの未来の幸せを決めてくれるはずです。