幸せになるためには、何をすべきでしょうか。

多くの人々は、自分は幸せではないと言いつつ、その理由を環境や人のせいにしたりします。もちろん、そのような要素もあるかもしれません。しかし、幸福の概念を正す必要があるのではないでしょうか。
真の幸せは、空から柿が落ちるように与えられるのではなくて、自分自身が作っていくものだということです。つまり、幸福と不幸は他人より自分によるものだということです。米時事週刊誌タイムに、次のような記事がありました。
幸せになれる7つの方法についてですが、簡単に紹介すると次のようなことです。

1． 親友を作ること：幸せな人たちは、親友がいつも側にいるそうです。良い友達を2倍に増やすと、所得が50％上がることと同じ幸福感を感じることができるという研究結果もあるようです。
2． 積極的に感謝を表現すること：幸せな人たちは、持っていないものについてではなく、持っているものに焦点を当てます。持っているものに感謝する時に、あなたはもっと幸せになれるということです。
上司が大変な仕事をさせる時さえ感謝を感じる程度なら、あなたは自ら幸せを感じることができると言えます。毎晩寝る前に、感謝することを日記につけておくといいでしょう。
3． 止まない目標を追求すること：ここには留意点があります。現在の自分と、期待している自分を比べることは禁物です。現在の自分と、過去の自分を比べて、あなたが目標に向かってどれほどもっと走ってきたかを考えると、幸せを感じることができます。
4． 最善を尽くすことができることをする：芸術家は、代価をもらって与えられた仕事をする非芸術家よりもっと幸せだという話があります。なぜでしょうか。自らすることを楽しみながら、うまくできることをして生きているからです。
5． 与えること：助けを必要としている人に助けを与えた時に、何か特別なことを感じられます。助けをもらうのは自分の意思通りにできることではありませんが、相手に助けを与えることは、意思によって調整できます。
6． 物質追求はほどほどに：お金が重要ではありますが、金が人を幸せにすることはできません。「物質」は瞬間的な幸福感だけを与えます。
7． 生きたい人生を生きること：他人に見せようとする人生ではなく、自ら生きたい人生を生きる時に、人は幸せを感じます。

いい家で豊かに暮らすことを、人々は幸せな人生だと思うかもしれません。しかしそのような人生は、瞬間の満足は与えるかもしれませんが、決して幸せを維持することはできません。上の7つをよく見ると、一つの共通点があります。それはつまり、欲望がないということです。欲望が背景にある人は、幸せになれません。むしろ、その欲望が続けて渇きを生み出すために、たくさん得れば得るほど、不幸の加速度がより高くなります。
欲望を無くすと、真の友たちも作られ、ないことより万事に感謝することができます。また、成功よりその過程に幸せを感じられ、自分が上手くできることに集中することができます。欲望を無くすと、当然他人を助ける心が生み出され、物質に執着しなくなり、また、見せようとする人生を生きなくなります。
欲望は不幸の種でもありますが、無辜の人を攻める恐ろしさもあります。よって聖書は、欲がはらんで罪を生み、罪が熟して死をもたらすと語られました。欲望を助言者とする人は不幸になります。本当に幸せな人生を願うなら、欲望を遠ざけて、イエス様に近づくべきです。イエス様は、欲望を十字架で殺した方だからです。常にイエス様と共にいる人は、本当に幸せな人です。