ビタミンB12

最近、日本の医学関連の映像物を見たことがあります。内容はこうでした。ある60代の女性が、いきなりうまく歩けなくて、息苦しくて、認知症の症状が現れ、白髪が目立ち、舌が赤くなる症状が現れました。この女性は、10年前に胃癌の手術で胃を全部切除する手術を受けたそうです。しかしその後、癌が再発したことは一度もなかったそうです。彼女はとても元気に過ごしていました。ところで、約3ヶ月前から変な症状が現れて、結局入院することになったそうです。では、この病はどんな病気かというのが番組の主題でした。認知症の症状も確実に出ていて、歩けないためにパーキンソン病の症状も共に現れました。ところで、この病気は症状が急に出ました。一般的に、認知症やパーキンソン病は時間が経って進行するそうです。
驚くことに、この病の病名は、ビタミンB12欠乏症だそうです。初期に発見されると完治できますが、遅くなると回復が不可能だそうです。それで、この患者は少しは回復できましたが、歩くことと記憶力は衰えてしまったようです。番組に出演した医者は、ビタミンB12について詳しく説明しました。ビタミンB12は、私たちの体に重要な栄養分なので、肝臓にたくさんためられてあるようです。それで約10年くらいは、外部から供給されてなくても何の問題にもならない程度だそうです。創造主の神様をほめたたえざるを得ません。もしビタミンB12がためられてなくて一日も供給されなかったら、歩くこともできず、すぐ認知症が来るということになると、大変なことになるのでしょう。たくさんの人々が混乱するだけではなくて、社会的にも大きな問題が発生してしまうかもしれません。正確な神様が10年間も予めためてくださったのは、本当に感謝すべきことでしょう。
この患者は、約10年前に胃を切除したそうです。ビタミンB12は、必ず胃を通して体に吸収されるそうです。胃からビタミンB12を吸収できる酵素が分泌されるからだそうです。ところでこの女性は、10年前に胃を切除したために、いかに食べ物を通してたくさんビタミンB12を食べても、全く体に吸収されませんでした。それで今までためられてあったビタミンB12だけで生活をしてきたというわけです。10年が過ぎたら、ためられてあったビタミンB12が全部使い果たされたために、急に体の調子が悪くなったということでした。
家にあるビタミン剤を調べてみました。少量ですが、ビタミンB12も入っていました。ビタミンB12は、卵、牛乳、魚、えび、ガキ、動物の肝などにたくさん入っているそうです。
ビタミンB12,大したものではないと思っていました。しかし知っていたら、とても重要なものでした。他のものがいかに豊富うにあってもビタミンB12がなければ、人の体も、頭も、本来の機能を出すことができません。体は呼吸もうまくできなくて、あまり歩けなくなってしまいます。頭は記憶を失って、ぼうっとするようになります。体と心が全部おかしくなってしまいます。医学が発達する前までは、誰もまさかビタミンB12でこうなるのかと言ったかもしれません。科学は、創造主の神様がどれほど偉大な御方かを教えてくれる道具です。
ビタミンB12！私たちの体では決してなくてはいけない要素です。これがなければ、体は体としての機能を発揮することができません。ビタミンB12は、体が体らしくなれる必須要素です。体の器官ではありませんが、見えない器官です。もう一度質問をします。自分の体にビタミンB12がなくてもいいか？絶対だめです。必ずあるべきです。それでは、あなたはどんな存在ですか？‘果たして世界で無駄な存在か？教会で無駄な存在か？家庭でいらない存在か？’絶対そうではありません。あなたは、本当に大事な存在です。いなくてはならない存在です。あなたは、ビタミンB12よりはるかに大事な存在だからです。理由はただ一つです。あなたが立派ということではなくて、神様がそう造られたからです。あなたは大切な人です。あなたがなければ、世界も、教会も、家庭も、完全になりません。あなたははっきり言って、ビタミンB12よりはるかに大きくて大切な存在だからです。あなたがいない世界は、ビタミンB12がない世界よりもっと危険です。あなたは大切な存在です。あなたは、ビタミンのような存在ではなくて、ビタミンよりもっと大切な存在です。
一緒に大声で叫んでみましょう。「私は、ビタミンB12よりもっと大切な存在だ！」