失敗者の条件

数年前アメリカのリーダーズ・ダイジェストに、失敗する人の8つの条件についての記事がありました。それは、下記のような内容でした。
． 自分自身について正直ではない人。
． 非生産的な人。
． 感謝しない人。
． 礼儀正しくない人。
． 自分を否定的に見ている人。
． 汗を流すのを嫌がる人。
． 一人で生きようと思っている人。
． 優先順位が間違っている人。
まるで、聖書の内容を要約しているような感じでした。神様は、私たちが信仰によって世の中で光のような人生を生きることを願われます。世の暗闇を退けると、その人生自体が最も成功した人生だと思います。それは、自分ひとりだけではなく、他人にも大きな助けを与える人生だからです。成功は、自分自身だけうまくいくことではなく、自分のことで他人も良くなることが本当の成功です。イエス様の生もそうでした。イエス様は万王の王でしたが、私たちを神様の子供としてくださった、全世界を成功させたお方です。
では、世を成功させる光の要素は何でしょうか。赤、橙、黄、緑、青、藍、紫よりもっと重要な要素が上記で示されています。
聖書は、神様の御前で正直になることを勝敗の基準としています。
「ヨシヤは主の目にかなう正しいことを行い」　（列王記下22：2）
そして、聖書は実を結ぶ人生を強調しています。その実でその人を見分けると語られています。霊的に肉的に結ばれる実が、光の要素です。
主は、「どんなことにも感謝しなさい」と言われました。感謝の光が世を成功させます。
そして、人生は人間関係だといっても過言ではありません。人間関係の代表的な姿が礼儀です。礼儀は、相手を人格的に正しく待遇してあげることです。
信仰の人は、自分を決して否定的に見ません。偶然に造られたのではなく、神様が御自分で直接造られた神様の作品です。それで、誰よりもプライドを持っているのは当然なことです。
聖書は、勤勉な人については数多く話しています。信仰の人は、人に面倒をかける人ではなく、自ら一生懸命働く人です。
聖書は、一人より三つよりの糸のような人生になるようにと言われます。連合するようにと主は常におっしゃいます。
聖書は、順序に関する本です。全部揃っていても、順序が間違うとその人生は沈没してしまうと言われました。
驚くことです。聖書とおりにすると、世の中でも必ず成功するということです。成功することに焦点を当てるのではなく、御言葉通りに生きようとしなければなりません。その人生自体が、つまり最高の成功です。愚かな人は聖書を礼拝用としてのみ使用し、生活の中ではただ世の方法だけを探し迷っています。御言葉が道です。聖書の成功の人生道が世に奪われずに、信仰の人の人生道になってほしいです。