ジャガイモ夫婦
この前、集会のために来てくださった牧師先生のお証しの中で面白い話があったので、ご紹介します。牧会を始めて27年目になるそうですが、その中で2度も教会がなくなる危機があったそうです。その中の一つですが、教会の建物を建てる前に、最初はある家庭で礼拝をささげながら教会を始めたそうです。ある日、その家庭のご主人から緊急な電話がかかってきました。夫婦が大喧嘩をしてしまって、どうしても仲直りができないということで、牧師に助けを求める電話でした。牧師先生が急いで行って喧嘩の内容を聞いてみると、それはどんでもないことでした。
ジャガイモを茹でて食べたそうですが、奥さんは慶尙道(南の方)出身なので、ジャガイモに砂糖をつけて食べたそうです。しかし、ご主人は北の方の出身だから、ジャガイモに塩をつけて食べたそうです。 慶尙道の奥さんは、「何でジャガイモに塩つけて食べるの?」と言って、北の方の出身のご主人は、ジャガイモに砂糖をつけて食べることがどうしても理解できないと言いながら、互いに喧嘩になってしまったそうです。それがきっかけで、後では互いの家のことまでの喧嘩になり、回復ができない段階まで来たそうです。その話を聞いていた牧師先生は、「私は、ジャガイモを食べる時に、コチュジャンにつけて食べるんだけど…」と言ったそうです。牧師先生は忠淸北道出身だから、そこの人たちは、ジャガイモも、サツマイモも、全部コチュジャンにつけて食べるそうです。ちなみに、全羅南道の人たちは、何もつけずに食べるそうです。地域ごと茹でジャガイモの食べ方すら全部違います。
牧師先生から、ジャガイモをコチュジャンにつけて食べるという話を聞いた瞬間、夫婦は爆笑してしまいました。その場で夫婦喧嘩は終わり、仲直りしたそうです。
ジャガイモひとつとっても、地域ごと食べ方がこんなに違います。そうすると、人と人の間には、生き方がどれほど違うのでしょうか。自分と違うということを否定して、相手を自分と同じようにしようとすると、世の中は、まるで戦場のような争いになるでしょう。白黒があるのではなく、ただ食べる習慣が違うだけです。塩が好きな人もいるし、コチュジャンが好きな人もいます。このような問題に、自分のすべてをかけてはいけません。自分のことしか知らない人は、他人が理解できません。違うことを、間違いだと定めます。そして、批判します。結局、喧嘩になります。自分の考え方が大切だったら、他人の考え方も大切でしょう。
たくさんの人たちは、大人になっても心は子供のようです。本当にどんでもないことでへそが曲がってしまったり、怒ったり、喧嘩したりします。自分の考えだけを主張します。包容力がありません。受け入れることができません。自分と違うということで、敵扱いをします。ジャガイモを、塩につけて食べても、味噌につけて食べても、どうしてそれが問題になるのでしょうか。おいしく食べればいいことでしょう。
私たちの堕落した本性は、自分と違うことを退けます。受け入れようとしません。違うことが間違ったことだと判断してしまうからです。それで、自分は正しくて、相手が間違ったと言います。だから、自分のことは命をかけて守ろうとして、相手のことは命をかけて譲るべきだと考えるのです。
違うことは、決して悪いことではありません。他の良いことです。自分のことが大切だと、相手のことも大切にしてあげるべきです。自分のことを守ろうとするならば、相手のことも守ってあげるべきです。互いに認め合い、尊重し合う時に、関係の花は咲きます。
そして、何より怖いことが、感情の入った喧嘩です。感情の喧嘩になってしまうと、留められません。小さい喧嘩がきっと大喧嘩になってしまいます。きっかけは小さいことでも、後ですべてを燃やしてしまうほど怖いです。感情の炎があがらないように、感情についていつも気をつけるべきです。感情に、油を入れてはいけません。火の用心より重要なのは、感情の用心です。感情によって、人生を全部燃やしてはいけません。
この前、集会のために来てくださった牧師先生のお証しの中で面白い話があったので、ご紹介します。牧会を始めて27年目になるそうですが、その中で2度も教会がなくなる危機があったそうです。その中の一つですが、教会の建物を建てる前に、最初はある家庭で礼拝をささげながら教会を始めたそうです。ある日、その家庭のご主人から緊急な電話がかかってきました。夫婦が大喧嘩をしてしまって、どうしても仲直りができないということで、牧師に助けを求める電話でした。牧師先生が急いで行って喧嘩の内容を聞いてみると、それはどんでもないことでした。
ジャガイモを茹でて食べたそうですが、奥さんは慶尙道(南の方)出身なので、ジャガイモに砂糖をつけて食べたそうです。しかし、ご主人は北の方の出身だから、ジャガイモに塩をつけて食べたそうです。 慶尙道の奥さんは、「何でジャガイモに塩つけて食べるの?」と言って、北の方の出身のご主人は、ジャガイモに砂糖をつけて食べることがどうしても理解できないと言いながら、互いに喧嘩になってしまったそうです。それがきっかけで、後では互いの家のことまでの喧嘩になり、回復ができない段階まで来たそうです。その話を聞いていた牧師先生は、「私は、ジャガイモを食べる時に、コチュジャンにつけて食べるんだけど…」と言ったそうです。牧師先生は忠淸北道出身だから、そこの人たちは、ジャガイモも、サツマイモも、全部コチュジャンにつけて食べるそうです。ちなみに、全羅南道の人たちは、何もつけずに食べるそうです。地域ごと茹でジャガイモの食べ方すら全部違います。
牧師先生から、ジャガイモをコチュジャンにつけて食べるという話を聞いた瞬間、夫婦は爆笑してしまいました。その場で夫婦喧嘩は終わり、仲直りしたそうです。
ジャガイモひとつとっても、地域ごと食べ方がこんなに違います。そうすると、人と人の間には、生き方がどれほど違うのでしょうか。自分と違うということを否定して、相手を自分と同じようにしようとすると、世の中は、まるで戦場のような争いになるでしょう。白黒があるのではなく、ただ食べる習慣が違うだけです。塩が好きな人もいるし、コチュジャンが好きな人もいます。このような問題に、自分のすべてをかけてはいけません。自分のことしか知らない人は、他人が理解できません。違うことを、間違いだと定めます。そして、批判します。結局、喧嘩になります。自分の考え方が大切だったら、他人の考え方も大切でしょう。
たくさんの人たちは、大人になっても心は子供のようです。本当にどんでもないことでへそが曲がってしまったり、怒ったり、喧嘩したりします。自分の考えだけを主張します。包容力がありません。受け入れることができません。自分と違うということで、敵扱いをします。ジャガイモを、塩につけて食べても、味噌につけて食べても、どうしてそれが問題になるのでしょうか。おいしく食べればいいことでしょう。
私たちの堕落した本性は、自分と違うことを退けます。受け入れようとしません。違うことが間違ったことだと判断してしまうからです。それで、自分は正しくて、相手が間違ったと言います。だから、自分のことは命をかけて守ろうとして、相手のことは命をかけて譲るべきだと考えるのです。
違うことは、決して悪いことではありません。他の良いことです。自分のことが大切だと、相手のことも大切にしてあげるべきです。自分のことを守ろうとするならば、相手のことも守ってあげるべきです。互いに認め合い、尊重し合う時に、関係の花は咲きます。
そして、何より怖いことが、感情の入った喧嘩です。感情の喧嘩になってしまうと、留められません。小さい喧嘩がきっと大喧嘩になってしまいます。きっかけは小さいことでも、後ですべてを燃やしてしまうほど怖いです。感情の炎があがらないように、感情についていつも気をつけるべきです。感情に、油を入れてはいけません。火の用心より重要なのは、感情の用心です。感情によって、人生を全部燃やしてはいけません。
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1 コメント
中森千草
2015-11-30 01:37:52
トラブルをなくす為に相手の文化を学びます。
日本、日本人、日本人である自分が嫌いでした。
しかし、いろんな国の文化を学ぶことにより、
日本が少しずつ好きになり、
日本人であることの喜びを感じています。
違いによって、得られることが時にはありますね。