心の奇跡

今年の冬、教会の庭にもきれいなお花が咲いた。
教会の前庭に3本の庭木があるが、その中の一つが、この花が咲いたツバキだ。
花のつぼみから咲いたお花がいかにもきれいなものか、窓際の外から花を見る度に、まるで心に天国が開かれるようだ。
ところで、面白いことは、この花が我が教会だけにあると思ったのが、日本の数多くの庭木が我が教会のツバキと同じ木になっているということを、私はこの冬になってやっと気づいたのだ。
日本に10年以上住んでいるのにも関わらず、日本にこの木がこんなに数多くあるということに気づいていなかったという、この驚きの事実をどうやって説明できるのだろうか！先日韓国に行ってくる帰り道で見ると、日本の高速道路の道端の花もほとんどツバキだった。なぜ、今までは見えなかったお花が今年の冬に急に見えるのだろう。それも、1，2本ではなく、行く所々に数多く。もちろん、誰かが今年の冬にいきなり植えておいたわけでもない。その木たちはすでに昔からそこにあった。ただ、自分が見ていなかっただけだ。自分が見ていなかったのは、私の心にその花についての関心がなかったからだ。
心に無いと、有っても無いことと同じだ。
人は、心に有る分だけ見る。外にいかに多いかは重要ではない。我が教会の庭木を通じて、私の心にツバキの花が今年植えられたから、今年から外のツバキの花もやっと見えはじめたのだ。
どんなものでも、心に無いと見えない。
奇跡は心から始まる。
心に有ると、見えなかったのが急に見えるようになり、聞こえなかったのが急に聞こえるようになる。
すべては心から出発する。
心に「有」だとあり、心に「無」だとないのだ。
心に「有」がある人にのみ奇跡の芽が出る。
なぜイエス様が見えないのか。御言葉が聞こえないのか。イエス様を信じることが幸せではないか。
あなたの心にイエス様がいないからだ。
イエス様は、日本のツバキよりも多く、全地にいらっしゃる。
今年は、私たちの心にイエス様のお花が咲く年になってほしい。
そうすれば、行く所々いつもイエス様のかおりをかぐことになり、
行うことのすべてに神様の恵みを味わうことになるだろう。
今年は、心の奇跡が連発する年になりますように!!!
今年は、人生の隅々でイエス様と会えますように!!!