見方を変えれば、人生が変わる

韓国のCEOたちに一番読まれている本が、「勝利する習慣」だという。
この本の著者であるチョン・オクピョ氏は、自身を育てた８割は苦難だと述べた。彼は自信が苦難の波をどのように乗り越えたかについて次のように言った。
「幼いときからお母さんは私を膝の上に座らせ聖書を読んで下さり、賛美歌を聞かせてくれたりした。また、ひまさえあれば、私に救いについて語って下さった。私が今まで主を人生の中心にお迎えして生きているのは、古のお母様のお言葉が知らないうちに私の細胞一つ一つに植え付けられたからだという感じがする。
お母さんは逆境が来るたびに「苦難の中に祝福して下さる主を見なさい」と言いながら、私にこのようにおっしゃった。「もう油の壷を準備しなさい」
あたかもエリヤに会ったやもめが村中をさまよい、油を入れる器を準備したように、苦難の後に来る祝福を見なさいとすすめる言葉だったのだ。
苦難に勝つ人が偉大な人だ。だとすれば、苦難に勝つ方法は何だろうか？あまりにも簡単だ。苦難に対する考えを変えればよいのだ。「苦難は呪いではなく、祝福だ」
苦難に勝つ力は苦難を見る観点にある。
「苦難をどのように見るのか？」が苦難の次の人生を決定するのだ・
苦難を呪いと見る人には苦難が呪いとして臨み、苦難を祝福の前奏曲と見る人には苦難が祝福の花を咲かせてくれる・
苦難に対処する方法がどんなに簡単であっても、人々は苦難が来ればどうしてよいかわからない。苦難の震源地から来る挫折感、絶望感の波がまず心に押し寄せてくるからだ。
肉の目よりも重要なのは心の目だ。
心の目が変わらなければ、人生は変わらない。
この心の目を変える能力が、チョン・オクピョ氏は、お母さんを通して聞いた聖書のみ言葉であると告白した。聖書は人生を変える力をもっている。
苦難を苦難として見ず、祝福として見ることができるようにする能力が聖書にあるということなのだ。
世の中の環境はわたしたちの観点を否定的に破壊しようとするが、神様は私たちの観点を肯定的にしようとされる。
あなたは苦難が来たときにどのようにするのか？
「油のビンを準備するか？」さもなければ「油のビンを割ってしまうのか？」
選択は自由だ。しかし、選択は慎重にしよう。
油のビンを準備した人には、満たす祝福が臨むが、油のビンを割ってしまった人には回復の機会さえ消えてしまう。
人生を変えることは簡単だ。
環境や物を変えようとするのではなく、それを見る目を変えればよいのだ。