すぐれて見えますか？劣って見えますか？
信仰の巨匠、アンドリュー・マーレー（Andrew Murray, 1828年5月9日 - 1917年1月18日）はイエス様から頂いた賜物の中で一番素晴らしいものは謙遜だと言いました。サタンはアダムに対して我々の心に神様のように高くなれと高慢な心を吹き入れ、神様に従順しないよう操って、罪の道へ歩かせたにもかかわらず、イエス様はそのお方の謙遜を我々にも回復して頂けるよう、望んでおられました。
それで、アンドリューはこのようにお祈りをしました。
‘お～主よ！私の心がさらにむなしくなり、さらに低くさせてください。！ただ、キリストだけが満たされる神様の聖なる器にさせてください。！’
イエス様の弟子として最も尊い姿は謙遜です。
「わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。（マタイによる福音書11：29）」
ここで、柔和は謙遜と同じ言葉です。イエスは自分のもとに来て、謙遜を身につけるよう勧められました。すると真の安息を得られると語りました。アンドリューは主の謙遜を学ぶことにおいて私たちに一つの方法を提案しました。それは、謙遜のためにベストを尽くしてお祈りをすることです。
一か月の間、他の思いは全て断ち切ってひたすら心を尽くして神様の御前で次のような祈りを絶えずにささげてみるよう、強く求めました。祈り時間のところか、街中を歩く時も、座っているときも横になっているときも常に次のお祈りを心でささげるよう勧めました。
‘父なる神様、測り知れない大きな恵みで私の中にある高慢を悟らせてください。そして、高慢を取り除かさせてください。その高慢が小さいのであれ大きいのであれ、邪悪な霊の働きからくるのであれ、私の堕落した本性からよるものであれ、全部むき出されて無くすよう導いてください。そうして私が非常に深い謙遜の秘密を悟り、キリストの謙遜で満たされますように働いてください。’
もし、このような祈りを、苦痛に置かれている人がその苦痛から切り抜けるために切実に求めるのと同じ心境で切実に主にささげれば、必ずサタンからの高慢は立ち去って謙遜の神様が真の主人になってくださると彼は断言しました。神様は高慢な者たちには敵とし相対されるとはっきり語られました。
「同じように、若い人たち、長老に従いなさい。皆互いに謙遜を身に着けなさい。なぜなら、／「神は、高慢な者を敵とし、／謙遜な者には恵みをお与えになる」からです。（Ⅰペテロ5：5）」
まずは、高慢の深刻さを自覚するのが大事です。それでこそ高慢の除去に対して切実な祈りになるはずです。人間が心に受けやすい最悪の呪いは高慢であって、最高の贈り物は謙遜です。謙遜は神様の恵みの通路なんです。遜る者には救いが臨まれ、ひれ伏して謙遜な者には聖霊様の恵みも強く臨まれます。
あなたの心は今どうでしょうか？もしかしたら、未だに高慢が主導権を握っているのでしょうか？クリスチャンはイエスに似た人です。いいえ、イエス様がご主人になった人です。あなたがクリスチャンであることをどうやってお見せできるのでしょうか？イエス様の謙遜が私を通して現れるとまさにそれが主の弟子という確実な証拠になります。
「何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え、（ピリピ書2：3）」
あなたの目には他の人達があなたより優れて見えますでしょうか？それとも、劣って見えますでしょうか？
1 コメント
中森千草
2018-04-28 09:26:51
謙遜な姿勢でいると、平和が生まれる。
やはり何事においても、穏やかであってほしい。
がんばろう。