なぜ、感謝できないのでしょうか?
水野源三(みずのげんぞう)さんは体の条件からみると、誰よりも不平と不満を口にするしかない環境にありました。
脳性麻痺により、すべての器官が麻痺してしまって、やっと耳と目だけが残っていたからです。彼の生活の全部は他人のお世話なしでは自ら行動ができませんでした。命だけが残っていた丸太のような存在でした。彼には人生を恨んで世を呪う十分な条件が揃っていました。彼は自分の人生を恨んでも、彼を叱責する人はいなかったでしょう。
彼に五体不満足くらいは贅沢だと言っても過言ではありませんでした。
しかし、水野源三さんの時は常に感謝と喜びで満たされています。彼は困難な身体の環境に支配されずに、恵み豊かな主の治めの内に留まっていました。それ故に、源三さんの感謝は昨今の私たちに多くの刺激を与えるだけではなく、感謝できない私たちに恥ずかしい思いを持たせます。
「不平は神の力を無視し、意図的に弱まる積極的な犯罪です。」 (オズワルド・チェンバース)
【目と耳】
脳性麻痺のために
すべてを奪われたが
神様が目と耳だけを
守ってくださった
み言葉を読むために
み言葉を聞くために
み言葉によって
救うために
【悲しみよ】
悲しみよ悲しみよ 本当にありがとう
お前が来なかったら つよくなかったら
私は今どうなっていたか
悲しみよ悲しみよ お前が私を
この世にはない大きな喜びが
かわらない平安がある
主イエス様のみもとにつれて来てくれたのだ
【ありがとう】
物が言えない私は
ありがとうのかわりにほほえむ
朝から何回もほほえむ
苦しいときも 悲しいときも
心から ほほえむ
1 コメント
中森千草
2017-04-23 15:32:29
当たり前のように思っていて、
そして気に入らない所に関して
不平不満を言う。
う〜ん…なんて自分勝手なのだろう。と
神様への想いがまだまだなのだろう。
反省。