始祖鳥

ファーブルは昆虫学の父と呼ばれる有名な科学者ですが、信者としても有名でした。彼はこう言いました。”私から私の信仰を奪っていくことは、私の体一部を取って行くことよりも難しい。この世に狂信論者があるがやがて無神論者が狂信論者である。神様を信じることよりも、神様が存在しないと主張のがはるかに難しい。” ファーブルは、科学者としてダーウィンの進化論を最も強く反論した人でした。昨今、多くの人はダーウィンの進化論を真理のように信じています。なぜなら、それは学校で科学の教科書に載ってあるからです。多くの人は、学校で学んだという理由だけで、人が提案した理論を真理とし受け止め、神様が言われた聖書の真理を否定する愚かさにはまっています。ダーウィンは1859年、動物たちは長い年月にわたって、単純な動物から複雑な動物へと進化したという理論を発表しました。アメーバのような単細胞生物から魚類になり、魚類から両生類になり、両生類から爬虫類に進化し、爬虫類からは鳥類や哺乳類に進化してきたと推定しました。そして哺乳類である猿から人に進化してきて、爬虫類の中では両足で歩ける恐竜のほうから鳥類に進化したという理論を発表することになったわけです。更に、恐竜のほうから鳥類へ進化する中間段階の生物を化石から探しました。いよいよ見つけ出した化石がまさに始祖鳥でした。始祖鳥が爬虫類と鳥類との間の生物だと確定させたわけです。ところが、科学の技術が更に発展し始祖鳥の本来の姿が明らかになったことを踏まえ科学者たちは明確にただしました。 「始祖鳥は翼をもった恐竜ではなく、約30センチ程度の長さで小さな木の枝に止まる極めて正常な小さな鳥であった」 それでアメリカの教科書には、始祖鳥の内容を完全に削除したわけです。韓国でもこのような事実が知られたので、教科書で削除することにしました。ところが、なんということでしょうか？ 「韓国教育科学部、創造論者たちにひざまずく！」というタイトルで、始祖鳥を教科書から削除する動きを反対する意見が多数寄せられ、連日反対運動が起こったそうです。それで、始祖鳥が嘘にも関わらず愚かな多数の人々の力に押さえられ、いまだにも韓国の教科書には、堂々と載せてあります。非常に残念な話で本当にとんでもない状況です。しかし、それが現実です。人間は何かを学ぶ存在です。他の動物には必要ない学校が人間には必要です。人々は教わった通りに考え判断します。特に学校で学んだことは全く疑わずにそのまま信じてしまいます。サタンは、科学という名目で学校に入り込みました。進化論というタイトルを持って、、。進化論を学んだ人に聖書は嘘です。聖書は進化ではなく、神様の創造の話だからです。生物は進化したものではなく、神様がその種類に合わせて造られたと明確に言っています。そして、進化論者たちは単なる推定で、地球の年齢は約45億年だといいますが、聖書では約6000年だと言っています。実際にこのことで教会を通う途中やめた東大の学生もいました。聖書は、事実と異なるので教会に通う理由がないということです。
幸いことに、最近の科学者たちは、多くの科学的な証拠を持って地球の歴史は決して長くないことを証明しつつあります。人の理論を信じず、神様の言葉を信じるようにすることは容易ではありません。人々は教会の教えではなく学校の教えを信じて生きているからです。学校では、聖書を教えません。アメリカの多くの若者が教会から去る理由は、学校で教える進化論、特に地球の年齢が原因だそうです。
教会と家庭で正しい真理を教えなければなりません。人の理論が真理ではなく聖書が真理であることを教える必要があります。愛する子供たちをサタンに奪われてはいけません。後日に子供たちが真理に逆らう学校教育にだまされたことを後悔するならばこれこそ極めて悔しいことであります。

「神の道は完全／主の仰せは火で練り清められている。すべて御もとに身を寄せる人に／主は盾となってくださる。」（サムエル記下２２：３１）