アン
アンという女の子がいました。彼女の母はかつて亡くなり、父はアルコール中毒者で子供たちをむやみに殴ったりしました。それで、仕方なくアンと弟は貧民保護所に任されることになりました。その保護所で愛する弟までも病で失うことになったアンは結局、精神病にかかって独房で暮らすところまで至ってしまいました。人たちは暴れる彼女を放置状態にしてほっておきました。アンは目までつぶれて見えなくなりました。
その時、年寄りの看護師ローラーが志願して彼女に丁寧に世話をしてあげました。最初は誰も近づいてよらないようにいきどおって荒れ狂った彼女でしたが、ローラーには少しずつ心の扉を開きました。後でローラーはアンを保護所から自分の自宅に連れてきていつも一緒にいながら視覚障害者向けの学校にも一緒に通いました。ローラーは捨てられた子供に愛の助け合いで正常に回復される奇跡を作り上げました。
彼女が学校へ通う時、ローラーはこのような話を残して世を立ちました。‘あなたは老いて使い道がなくなった私を使えそうな人間と作ってくれた。。。’ローラーは年寄りの引退看護師でしたが、愛が乾いたアンには惜しまず愛の通路として使われて天国に行ったわけです。彼女はむしろ愛が必要なアンに出会ったことを幸福として考えました。それで、アンがいてくれて幸せでよかったと告白ができたわけです。
その後、アンは偶然出会った医師先生の助けで開眼手術を受けまして、また光明を見ることが出来て、障害者学校も優等生として卒業することが出来ました。ある日、アンは‘見ることも聞くことも話すこともできない子供たちの面倒を見る人を募集する’と書いてある広告をみて、その家を尋ねました。まるで、過去の自分のように暴れる子供の姿を見てからは自分がローラーからもらった同じ愛を彼女にも与えると決心しました。
そして、三重苦に置かれている子供は絶対に教えられないと悲観する人たちに対して‘私は神様の愛を確信します。’と言いながら話すことも、聞くことも、見ることもできない子供たちのために48年間も家庭教師になってあげました。アンは子供の手に作文を書いてあげたり、口と首に手を当てさせて触感で子供と疎通しながら子供を教えました。そうしてアンはこの子供を20世紀最高の奇跡の主人公として育てました。
この子供の名前がまさにヘレンケラーであります。その先生はもちろんアン・サリヴァンです。ローラーはアンを生かし、アンはヘレンケラーを生かし、ヘレンケラーは挫折と絶望で人生をあきらめた数多い人たちを生かせました。愛の力は偉大です。アンが話したように全能なる神様は愛であります。
「わたしたちは、神がわたしたちに対して持っておられる愛を知り、かつ信じている。神は愛である。愛のうちにいる者は、神におり、神も彼にいます。(ヨハネ第一4:16)」
愛のうちにおられるのは愛しながら生きることです。愛の内におられるのは神様の愛を流しだす通路として生きることです。奇跡は他になりません。誰かに神様のこの愛が満たされると奇跡はただただ表われるものです。なぜならば愛があるところにはいつも神様もおられるからです。
今の時代、奇跡が起こらない理由は神様がいないからではなく、愛としての通路の潤いが乾いたからです。ローラー、アンのような愛の通路を見つけるのがなかなか難しい状況です。それで、ヘレンケラーのような奇跡の主人公が現れないのです。惜しまずに最後まで与える愛の通路になるのは簡単な道ではありません。そこには人並みではない犠牲と忍耐が必ずついてくるはずです。犠牲したくないし、忍耐したくない心がいつも愛の通路をふさいでしまいます。
「わたしのいましめは、これである。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互に愛し合いなさい。(ヨハネによる福音書15:12)」
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1 コメント
中森千草
2018-08-21 08:17:20
愛しなさい。と。。。
神様からの愛を頂いて
誕生した私たちですから
出来るはずです。
流していこう。