マンホール

最近、日本の道路に様々なマンホールがたくさんあるという事実が分かりました。
先週、隣のおばあさんがうちの教会に苦情を一つ訴えました。教会の前にあるマンホールから出る音がうるさくて、夜眠ることができないと訴えました。車が通る時にマンホールのふたが揺れながらガタンガタンと大きい音を出しているということでした。実は私も数ヶ月前からこの音を聞いたりしていました。教会でお祈りをしていると、道路の方から確かに何かうるさい音が聞こえたりしました。後で確認してみようと思っても、お祈りが終わると忘れたりしました。当然、上下水道マンホールのことだと思いましたが、もしやと思いふたを見たらNTTと書かれていました。最初は電話する気がありませんでした。忙しい人々が、マンホール音が少しするだけで来てくれるかと思ったからです。我慢して暮すしかないと思ったのです。しかし、隣のおばあさんが眠ることができないというので、仕方なくNTTに電話をしました。尋ねに尋ねて担当部署と連絡ができました。被害を与えて申し訳ございませんと言いながら、できれば早く措置をするようにしますと丁寧に言いました。日本人の親切さをもう一度感じさせてくれました。電話を切って2時間も経っていないのに、電話がかかって来ました。今、マンホールの修理のため、教会の前に既に来ているというのです。一階へ降りて見ると、道路の一部を遮断し、ガードマンは交通を統制して、他の二人はマンホールの補修工事をしていました。日本に対する一般的なイメージは、仕事の処理が遅いということです。しかし、今回体験した日本の人々は本当に早かったです。工事の期間は少し長いかも知れませんが、サービスに関することは驚くほど早かったです。雨が降るにもかかわらず、ガードマンまで同行して直ちに出動して問題を解決してくれるサービス精神に、本当に感動を受けざるを得なかったです。もちろん騷音問題は直ちに解決されました.もし、マンホールの問題を申告しなかったらどうなったのでしょうか？隣のおばあさんは毎晩寝そびれて教会を恨んだかもしれません。そしてうちの教会もそのうるさい音をずっと我慢して耐えなければならなかったはずです。申告さえすれば解決できるのに、人々はそれが知らないからできないし、面倒だからしないのです。
私たちの人生にも、マンホールのふたのような問題で眠ることもできず、常に不便さを、辛さを抱いて生きて行かなければならないことがあり得ます。電話一本さえすれば、責任者がすぐ駆けつけてその問題を解決してくれるのにということです。人生を愚かに暮してはいけません。私たちの人生の主人は神様です。多くの人々は神様に電話することを苦しがります。電話をしてみても私の問題は絶対に解決してくれないと考えます。自分の力だけでしてみるが、だめならばあきらめて暮します。NTTにも電話一本さえすれば問題が直ちに解決できるのに、まして神様に電話するのに神様が知らないとおっしゃるでしょうか？信仰が問題です.
イエス様ははっきり約束しました。‘まして神は、昼も夜も叫び求めている選ばれた人たちのために裁きを行わずに、彼らをいつまでもほうっておかれることがあろうか。（ルカによる福音書18:7）
ある人は「自分と神様の直通電話番号は24局の4110だ（※）」と言います。‘恐れることはない、私はあなたと共にいる神。たじろぐな、私はあなたの神。勢いを与えてあなたを助け、私の救いの右の手であなたを支える。’（イザヤ書41:10（※））問題がありますか？そのために一人で苦しんで失望せずに、神様に電話してみてください。神様があなたの故障したマンホールのふたを直してくださるでしょう。申告の精神はすなわちお祈りの精神です。もしかすると、神様よりNTTをもっと信じているのではないでしょうか？
※訳者注：韓国語では、数字の２を「イ」、４を「サ」と読みますが、これを「イサ（＝イザヤ）」にかけています。