三つの宝物
“もしあなたが宝くじに当たったとしたらどんな車に乗りたいですか？”という質問に４０％も超える人がBMWに乗ってみたいと言ったそうです。私もまだ一度もBMWに乗ったことがないですが、BMWは本当に良い車らしいですね。
お金が出来たらみんながその車を買いたがるからです。良いもの、貴重なものは誰もが欲しがります。
それで泥棒はお金と貴重品だけ持って帰ります。泥棒が入ってゴミ箱のゴミを全部持っていったというニュースは未だに聞いたことがないです。良いものであるほどたくさんの手が掛かります。
サタンはがめついです。サタンは世の中で一番大事なものが何かよく知っています。それでそれを奪おうと虎視耽々と狙っています。
サタンが本当に欲しがる宝物は世の中の宝物ではありません。サタンが奪いたいものは霊の宝物です。
聖書（マタイの福音書4章）に面白い話があります。悪魔がイエス様から何かを一生懸命に奪おうと努力する部分です。
どれくらいそれが尊いものならば悪魔が神様の息子であるイエス様からそうまでして奪おうとしたのでしょうか？
私たちの人生には、お金（パン）よりも、あらゆる国々を得ることよりも、もっと尊い宝物が三つあります。
それは悪魔がイエス様から奪おうとした三つの宝物です。
もしもイエス様がサタンの誘惑に負けてこの三つの宝物を奪われたら、イエス様はどうなったでしょうか？
この三つの宝物がないイエス様は絶対にイエス様であるはずがないです。イエス様はこの三つの宝物を悪魔に奪わなかったため、人類を救う大きな働きを成し遂げました。
この三つの宝物が何かご存知でしょうか？
悪魔はまず、40日間断食して飢えたイエス様にパン（物質、お金）で近づいて’御言葉’を出すよう誘惑します。
皆さん！ご存知でしょうか？パンは肉体の糧食に過ぎないのですが、’御言葉’は霊の糧食であり、生命の糧食です。それで御言葉がもっとも大事です。
パン（お金）から御言葉を守らなければなりません。悪魔は今も私たちに数多くのパン（お金）を持ってきて私たちを誘惑します。“この‘パン（お金）’をあげるからその‘御言葉’を出せ”と。皆さん！飢えて死んでもパンと御言葉を換えないでください。神様が下さった人生最高の宝物を奪われることです。
悪魔が狙ったイエス様の第一の宝物は‘御言葉’でした。
‘御言葉’の宝物を奪うことに失敗した悪魔は、二番目の宝物を奪うためこのように誘惑しました。
“あなたがもし神の子なら神殿の屋根の端で飛び降りたらどうだ。神があなたをケガしないようにして下さることではないのか?”
悪魔は、イエス様が神様を試すよう誘惑したのです。“神様を試しなさい”というのは“神様を疑いなさい”という言葉です。
サタンはイエス様から‘信仰’の宝物を強奪しようとしたのです。‘信仰’の宝物を奪われないでください。神様を確認しようとしないで下さい。神様をテストしないで下さい。
これを通じてサタンは私たちの‘信仰’の宝物を盗もうとするのです。神様に対する完全な信仰は、神様を試さずそのまま信じる信仰です。試せば必ず信仰を失うことになります。
‘信仰’の宝物を死守して下さい。最後に悪魔は世のすべての国々とその栄光をイエス様に見せながら自分を敬拝しろといいました。あなたならこうした時果たしてどのようにしますか？これは非常に大きい誘惑です。悪魔だけを敬拝すれば世のすべての国々をくれるのだが…残念なことに世の中の数多くの人々は今も色々な形の悪魔たちの前にひざまずいています。世のすべての国々が、いや‘世の中のそれ’が欲しいからです。皆さん！世のすべての国々をあげると言っても絶対に交換してはならないものがあります。それが何かご存知でしょうか？‘神様を敬拝すること’つまり‘礼拝’です。礼拝がどれほど尊いものだったら、悪魔が天下を全部持ってきて交換しようと誘惑したのでしょうか！イエス様は悪魔に答えました “退け、サタン。あなたがどんなに誘惑しても私は礼拝だけは奪われない。” 皆さん！誰かが億万の金をくれると言っても‘礼拝’を譲らないで下さい。礼拝は世のすべての国々より貴重だからです。特に主日礼拝は絶対に譲らないで下さい。悪魔が持てない一番大事な宝物だからです。世の中の泥棒を怖がらないで霊の泥棒である悪魔を警戒して下さい。イエス様が守った三つの宝物を思慕して下さい。肉体の宝物より霊の宝物がもっと尊いからです。霊の三つの宝物を失うとその人は永遠に悪魔の餌食となります。しかし霊の三つの宝物を持っている人は‘神の子’として悪魔が逆に餌食になって全然身動きができなくなります。そして天使たちが出て仕えるといいました。‘御言葉’と‘信仰’と‘礼拝’は悪魔が一番狙っている天国の宝です。‘御言葉’と‘信仰’と‘礼拝’は悪魔が一番恐れる天国の武器です。‘御言葉’と‘信仰’と‘礼拝’は神様が聖徒だけに与えて下さった天国の権勢です。‘御言葉’と‘信仰’と‘礼拝’の三つの宝物を奪われない者は、イエス様のようにどこに行っても何をしても‘神の子’という権勢が現れます。“主よ！私の人生が永遠にこの三つの宝物の主人になるようにして下さい。何があっても
‘御言葉’を奪われないように‘信仰’を奪われないように‘礼拝’を奪われないようにして下さい。”