「額の広告板」

子どもに対する親の愛より
強い力があるだろうか。
古今東西を問わず、親の愛はいつも我々の心の琴線に触れている。
最近、アメリカで話題になっている微笑ましい話があり、ご紹介したい。
「私の息子のよりいい将来のための小さな犠牲に過ぎない」と言いながら、
キャリー・スミスという30歳の母親が、
11歳の息子の教育費を用意するため、
自分の額を広告板として出した。価額は1000万ウォン。
ある会社が彼女の額を買い取り、彼女は6月29日に額に入れ墨の手術を受け、
生きている広告板になってしまった。
入れ墨の専門家が手術前に、7時間も彼女を説得し入れ墨を引き止めようとしたが、
彼女の母性愛には勝てなかった。
彼女はこう言った。
「他の人々はバカなことをしたと言うかもしれない。
でも、どうせ一度生きる人生に、私は息子のために喜んでバカなことをする。」と。
これが世のすべてのお母さんたちの心ではないか。
自分の子どものためなら、入れ墨だけではなく、もっとひどいことも耐えられる方々が我々のお母さんである。お母さんはまるで子どものために生まれたような方である。
本当に感謝すべき方だ。
しかし、世の中には、子どものために一生額に入れ墨をしたお母さんより、
もっとありがたく、立派な方がいらっしゃる。
死刑宣告を受けた私のために代わりに死んでくださった方である。
このようなありがたい方が他にどこにあるのだろう。
我々が毎日、我々をこのように愛してくださるイエス様を知って感じながら生きると、
その人生がいかに幸せな人生になるのだろう。
小さい額の愛はすぐ心に響くが、
大きい十字架の愛はなぜすぐ伝わってこないのか。
小さい愛は感情の器でもすぐ受け入れられるが、
大きいな愛は感情の器はごく小さいからできず、
「信仰」という大きいな器を用意しなければならない。
神様が与えてくださったのは、すべてがものすごく大きい。
そのために、小さい感情の器だけ持っている人は、受け入れることができない。
大きいな器を用意しよう！そして大きいな愛を受けよう！
恵みと愛は
いつも天から雨のように臨む。
それを盛る信仰の器は自分の用意する分だ。
その人生に恵みがない人は、
その人に恵みの慈雨が降らないことではなく、
信仰の器に問題があるからだ。
母親の愛がいつも子どもに向かっているように、
神様の愛は我々に今も強く現れている。
「主よ！雨のせいにせず、器のせいにする我々になりますように！」