「考えの倉庫」

考えを蒔くと行動を刈り取り、
行動を蒔くと習慣を刈り取り、
習慣を蒔くと人格を刈り取り、
人格を蒔くと人生を刈り取る。

短い文であるが、多くの意味を含んでいる。
人生の成長を5段階で述べている。
考えの種を蒔いて
行動の根をおろし
人格の枝を伸ばすと、
人生は豊富な実を結ぶという話である。
むろん、他の要素も欠けないほど大切である。
けれども、人生で一番大切なのは、やはり「考え」であろう。
「考え」は人生の種だからである。
種は、他のすべてのものをすでにその中に抱いている。
種が良ければ実も良くなるように、
考えが良いと人生も良くなる。
いい考えを常に抱いている人は
いい未来を迎えるようになる。
今自分が持っているその「考え」がその人の人生を決定する。
皆さんは今何を考えているのか。
考えを軽くしてはならない。
考えを変えれば、人生に奇跡は起こる。
知恵のある人は考えの転換を早くすることができる。
過去の苦しい事に考えが捕まらず、
すぐ新しい望みの考えで自分を満ちさせる。
世の中は機会さえあれば、
世の中のあらゆる汚らわしいゴミで
我々の考えを汚染させようとしている。
考えの倉庫を守らなければならない。
考えの倉庫は人生の宝石の倉庫である。
人生の種が保管されている場所である。
よって、サタンは虎視眈々と狙っている。
我々のこの宝石の倉庫に自分の汚れた種を入れるために。
考えを守る人が人生を守る人である。
考えを奪われると、人生をことごとく奪われるためである。
それゆえ、神様は正確に言われる。
「肉の思いは死であり、
霊の思いは命と平和であります。」（ローマ8:6）