今日のお祈り

そうです。
おお、神様！今日わたしに起こるすべてのことについて、わたしが正しい方法と姿勢で行いますように導いてください。
仕事は喜びの気持ちではじめ、
任された使命を充実に行いますように。
人々に親切にし、必要であれば愚かなものらも快く受け入れますように。
わたしを失望させ、挫折させ、非難し、妨げるものについても、
怒らず我慢しますように。
わたしに気苦労をかけ、待たせる場合も我慢できますように、
誰かがわたしに不当なことを要求してくる時も
自制によって怒らないように。
褒めには謙遜で、
叱責には自重の心で
それを受け入れますように。
心の平安がある一日になりますように導いてください。
イエス･キリストの御名によってお祈り申し上げます。アーメン。
（William Barclay, ウィリアム・バークレイ）

このお祈りが気に入るのか。
そうすると、自分のお祈りとどう違うのか。
我々はお祈りと御言葉を通して、神様の導きを受ける。
果たして私は神様にどのようなお祈りを捧げながら、一日の窓を開けているのか。
その人のお祈りの内容を見ると、その人の信仰が分かると言う。
恵みが枯れている人のお祈りはいつも「ください」というお祈りのみだそうだ。
物質的な充足のためのお祈りや、環境的な満足のためのお祈りしかしないということである。
しかし、恵みを知っている人はお祈りの内容が違う。
それは、神様を自分の主人といて迎え入れるお祈りである。
神様が自分自身の心の王座で自分を治めてくださるように、
自分を委ねることである。
それによって、自分の悪い自我が外に表出されず、治められるのである。
お祈りの中で本当に偉大なお祈りは、物質のためのお祈りではなく、
心のためのお祈りである。
物質を守ることより、心を守ることがよほど大事だからである。
「何を守るよりも、自分の心を守れ。
そこに命の源がある。」（箴言4:23）
従って、上記のお祈りを一言で整理すると、
「主よ！いつも私の心にいらっしゃって、私を治めてください」ということである。
その時、ようやく私の中にいた怒りが去り、
私の心に神様がくださる真の平和が満ち溢れるだろう。
今日も皆上記のお祈りで一日が始まりますように。