神様を畏れ敬う者の姿
聖書は神様を恐れ、大切にすることが知恵の源であって(箴言9:10)神様を畏れ敬うのが本当の知恵だとも言いました。(ヨブ記28:28)そして、奇麗なものも偽りで美しいものも空しいだけで、ただただ主を恐れ、大切にする女性は褒められると語りました。聖書にこの御言葉と全く同じ人物が一人登場します。
当時の最強の大物であるダビデが復讐しようと兵士400名を連れて進撃する道を一発でくいとめた人です。彼女がなんとアビガイルという女性です。アビガイルは誰よりも神様を畏れ敬う人でした。それで、彼女に知恵が臨まれてダビデは彼女をも称えたわけです。(サムエル第一25:33)それでは、ダビデが持った復讐心を思いとどまらせたアビガイルの知恵ていうのは何でしょうか?
一つ、御言葉が知恵になります。
アビガイルは神様から御言葉の知恵を頂きました。ダビデはアビガイルの話を聞くとすぐに神様を称えました。なぜならばアビガイルの口を通して生きておられる神様の声が聞こえたからです。ダビデはアビガイルを神の使いとして信じました。なぜならば彼女の口から神様の御言葉が出たからです。ダビデがアビガイルを許せた理由は彼女が神様の御言葉を口にしたからです。(サムエル第一25:28)
知恵中の知恵は神様の御言葉です。人間のことばがいくら知恵があったとしても人間の愚かさと醜い行為(醜悪な行い)は隠せません。神様の御言葉は完全な知恵でございます。そんなわけでしゃべるなら神様の御言葉を語るようにしなさいと言われました。知恵の殆どは口から出ます。むやみに、または勝手に感情のむき出しのまましゃべる人は神様を畏れる人ではありません。本当に神様を恐れ、大切にする人の話は異なります。神様を畏れ敬う人のお口は人を生かせる命の湧水です。(箴言14:27)
二つ目、謙遜が知恵になります。
アビガイルは大金持ちの奥さんでした。今の時代ですと大手企業の会長の奥さんになるのでしょう。ところが、当時のダビデは権力に追われる身の上、荒野の生活を強いられた連中のかしらにすぎませんでした。そんなダビデに対しアビガイルは出会ってすぐにロバからおりて地にひれ伏したそうです。また、愚かで無骨者である旦那の罪を代わりに被って赦しを請いました。さらに、自身はダビデの‘はした女’に過ぎないとへりくだりながら‘ダビデ様は自分の主’だと称えました。
アビガイルはダビデを心から高めました。‘あなたを主のように尊敬します’。‘あなたは私よりはるかに尊いお方です’。そうしたら、ダビデはどうしたのでしょうか?アビガイルを本当に「はした女」のように見下げたのでしょうか?違います。ダビデもアビガイルと同様に彼女を高めました。‘わたしが主を褒め称えるようにあなたも同じように称えます’(サムエル第一25:33)人は無視されたほど相手を軽んじ、尊敬されたほど相手を重んずるのです。
三つ目、贈り物をあげることは知恵になります。
愚かな人ほど贈り物を軽視します。ところが、聖書は絶対に手ぶらで伺わないよう忠告します。贈り物をあげるのが実際の知恵だからなんです。贈り物を聖書では「礼物」とも表現しています。相手方に礼を尽くす物とも言えるでしょう。贈り物を頂く人は気分がよくなります。何かをもらえたからではなくて自分が認められたと感じるからです。それで、聖書の大事な出会いには必ず贈り物が登場します。
ヤコブがエサウと出会う時も、アビガイルがダビデを伺う前にも一番はじめに贈り物を用意しました。(サムエル第一25:18)そして、サウルがサムエルと会う時もそうしましたし、さらにルツが自分のしゅうとめに行く時も手ぶらでいかないよう勧められました。聖書には贈り物を好んであげるひとは皆の友達になると書かれてあります。贈り物は仇を友達に変える力があります。神様は、主を恐れ、大切にする人達には三つの素晴らしい知恵を与えました。それは御言葉、謙遜、贈り物の三つの知恵です。
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1 コメント
中森千草
2018-06-19 08:00:50
自然と腰が低くなり
生き方にも変化が現れるだろう。
純粋な心と、清い目を持って
神様を見上げ、従っていきたいと
思いました。
有能な者となる為に。。。