属会教材 14-3-5    ‘８つの幸いの教会、私たちの教会’                        2014-3-30

＊重要事項：属会を恵み深くしっかり分かち合うためには、必ず御言葉を実践する生活を送らなければなりません。そのためには、まず主日の礼拝の時に説教を要約することが役に立ちます。そして、　　　毎日意識的に実践する内容を考えることが重要です。これが御言葉に目覚めた生活です。

新しい皮袋を準備した人々/ /マタイによる福音書9:18-26
　マタイによる福音書は、話のつながりが卓越しています。話が切れずに継続してつながっています。今日の事件も過去の話の続きです。
　断食するユダヤ人と食事をするイエス様の弟子たちがぎりぎりまで対立したとき、イエス様は　　「新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れるものだ」とおっしゃり、新しい皮袋を用意しなさいと説教をされました。生命の主でおられるイエス様とその教えを受け入れるためには、新しい皮袋を用意しなければならないことを、はっきりとおっしゃいました。
‘イエスがこのようなことを話しておられると’から、今日の話が展開されます。イエス様の御言葉に新しい皮袋をすぐに準備した人々が現れました。彼らは新しい皮袋によってイエス様から豊かな生命を受けることができました。イエス様を迫害する人々も多かったのですが、イエス様の御言葉にすぐに従う人もいました。（ヨハネ15:20）
　従順な人は、新しい皮袋をすぐに準備する人です。イエス様は、新しい皮袋を準備した人を通して　　常に新しい歴史をお書きになりました。果たしてあなたは、主の前で自分の固定観念を変えることができる人ですか？それとも今までの固まった自分に最後までこだわっている人ですか？
　変わらなければ死んでしまいます。しかし、変わればすぐに生命の主があなたを満たして下さるでしょう。


(分かち合いの内容)
１．自由にお互いの証しを分かち合ってみましょう。（例、イエスを信じるようになった証し、恵みを　受けた証し、仕えることに対する証し、伝道した証し、属会がどれほど良いかという証し、礼拝の時間に受けた恵み（感動、悟り、悔い改め、勇気を与えられたこと）、どのようにして十分の一献金を捧げるようになったか、どのようにして献金を捧げるようになったか･･･）

２．８つの幸い（※１）を一緒にゆっくりと黙想してみましょう。そして、先週一週間を曜日ごとに黙想し、実践した８つの幸いの品性を具体的に分かち合ってみる時間を持ちましょう。あなたは８つの幸いをどのくらい実践しようと考えて生活しましたか？（心の貧しい人々（※２）、悲しむ人々、柔和な人々、義に飢え渇く人々、憐れみ深い人々、心の清い人々、平和を実現する人々、義のために迫害される人々、できる限り具体的な事例を話すこと）

※１　「山上の説教」（マタイによる福音書5:3-10）でイエス様が話された、８種類の幸いな人々のことを表します。
※２　ここでは「世間のことでは心が満たされず、ただ主によってのみ心が満たされる人」という　　　　　　　意味になります。

３．‘新しい皮袋を準備した人々’の御言葉を聞いて、自分が実践してみたいと思う部分について、具体的に分かち合ってみましょう。そして、先週実践したことについて話してみて下さい。



（補充質問１）
　あなたは果たして新しい皮袋を準備した人ですか？
　先週の御言葉があなたにどのような影響を及ぼしましたか？
　私が変わってこそ、主も私に対して変わります。
　どのような人々が、新しい皮袋を準備したのでしょうか？（マタイ9:18、20）
　彼らはどのような環境にありましたか？
　苦難は新しい皮袋を準備できるようにする原動力です。過去に自分がこのような新しい皮袋を準備し、主の前に出て行った経験を分かち合ってみましょう。


（補充質問２）
　指導者と出血が続いている女が準備した、新しい皮袋について分かち合ってみましょう。
　どちらがイエス様により多くの賞賛を受けたでしょうか？その理由について、3つのことを分かち合ってみましょう。
　あなたの信仰は、指導者の按手（あんしゅ ＝ 手を人の頭に置いて、聖霊の力が与えられるように祈ること）の信仰と、女の上着の信仰のうち、どちらにより近いですか？
　彼らは８つの幸いのうち、どの幸いを実践しましたか？
　自分の生活で８つの幸いを実践しているかについて、率直に分かち合ってみましょう。

‘８つの幸いの人生、私たちの人生'