属会教材 14-3-4    ‘８つの幸いの教会、私たちの教会’                        2014-3-23

＊重要事項：属会を恵み深くしっかり分かち合うためには、必ず御言葉を実践する生活を送らなければなりません。そのためには、まず主日の礼拝の時に説教を要約することが役に立ちます。そして、　　　毎日意識的に実践する内容を考えることが重要です。これが御言葉に目覚めた生活です。

新しい皮袋を準備しなさい//マタイによる福音書9:14-17
　イエス様と洗礼者ヨハネは本当に良い間柄でした。イエス様も、洗礼者ヨハネを‘女から生まれたもののうちで最も偉大な者’としてお認めになっただけでなく、ヨハネから直接洗礼も受けました。
　洗礼者ヨハネは、イエス様を神の子として証しし、‘わたしは、その履物をお脱がせする値打ちもない’小さな存在だと言って、‘その方は、聖霊と火であなたたちに洗礼（バプテスマ）をお授けになる’と言いました。洗礼者ヨハネは、イエス様の道を準備しに来た人でした。
　しかし、この日はとんでもない事件が繰り広げられます。パリサイ人の弟子ではない、ヨハネの弟子たちがイエス様に問いただしに来ました。つまり、イエス様が間違っていると激しい論争を繰り広げました。これに対してイエス様は、 3つのたとえを用いてじっくりと説明をして下さいました。
　もしかすると、あなたにはイエス様に問いただしてみたいことがありませんでしたか？‘この部分はイエス様が明らかに間違っている’と考え、イエス様と反対の道を歩いて行ったことはありませんか？果たしてその時あなたは正しかったのでしょうか？（ヨハネ14:6、1:17、8:45）今はどうでしょうか？
　あなたは、自分の考えで主を変えようとする人ですか？御言葉で自分を変えようとする人ですか？


(分かち合いの内容)
１．自由にお互いの証しを分かち合ってみましょう。（例、イエスを信じるようになった証し、恵みを　受けた証し、仕えることに対する証し、伝道した証し、属会がどれほど良いかという証し、礼拝の時間に受けた恵み（感動、悟り、悔い改め、勇気を与えられたこと）、どのようにして十分の一献金を捧げるようになったか、どのようにして献金を捧げるようになったか･･･）

２．８つの幸い（※１）を一緒にゆっくりと黙想してみましょう。そして、先週一週間を曜日ごとに黙想し、実践した８つの幸いの品性を具体的に分かち合ってみる時間を持ちましょう。あなたは８つの幸いをどのくらい実践しようと考えて生活しましたか？（心の貧しい人々（※２）、悲しむ人々、柔和な人々、義に飢え渇く人々、憐れみ深い人々、心の清い人々、平和を実現する人々、義のために迫害される人々、できる限り具体的な事例を話すこと）

※１　「山上の説教」（マタイによる福音書5:3-10）でイエス様が話された、８種類の幸いな人々のことを表します。
※２　ここでは「世間のことでは心が満たされず、ただ主によってのみ心が満たされる人」という　　　　　　　意味になります。

３．‘新しい皮袋を準備しなさい’の御言葉を聞いて、自分が実践してみたいと思う部分について、具体的に分かち合ってみましょう。そして、先週実践したことについて話してみて下さい。





（補充質問１）
　ヨハネの弟子たちは、イエス様の何が間違っていると言いましたか？（マタイ9:14）
　ヨハネの弟子たちはどうだったのでしょうか？（マタイ3:4 、ルカ18:12）
‘そのとき’はいつだったのでしょうか？二つの観点で言ってみましょう。（マタイ9:10）
　これに対して、イエス様はどのように答えましたか？（マタイ9:15）
　イエス様の言葉とユダヤ人の伝統は正反対です。受け入れることが難しい部分かもしれません。
　あなたはイエス様の御言葉に対して同意しますか？なぜですか？


（補充質問２）
　新しい布切れ、新しいぶどう酒は何を意味しますか？皮袋の特性を言ってみましょう。
　古い皮袋はどのような皮袋ですか？あなたの皮袋はどのようなものですか？
　ファリサイ人たちはどのような革袋を持っていますか？（ヨハネ3:36）
　イエス様を変えるべきでしょうか？自分を変えるべきでしょうか？
　主の中で自分自身を完全に変えた姿はどのような姿でしょうか？（ガラテヤ2:20）
　あなたはイエス様とどの程度一致しますか？

‘８つの幸いの人生、私たちの人生'