＊重要事項：属会を恵み深くしっかり分かち合うためには、必ず御言葉を実践する生活を送らなければなりません。そのためには、まず主日の礼拝の時に説教を要約することが役に立ちます。そして、　　　毎日意識的に実践する内容を考えることが重要です。これが御言葉に目覚めた生活です。

イエス様の憐れみ//マタイによる福音書8:28-34
　信仰の人々はイエス様の弟子たちです。小さなイエスにならなければなりません。その力は、　　　私たちの中にイエスの生命があるから可能なものです。人生は、イエス様に似ていく過程です。
　弟子たちを集め、彼らを船に乗せて夜の弟子訓練をさせたイエス様は、またその夜、今度は墓の　　前に弟子たちを連れて行かれました。世間的には度胸試しのためによく利用するところですが、　　　イエス様はちょっと違いました。湖の嵐の前で、臨在を通じて信仰の訓練をさせたイエス様は、　　　墓の悪霊に取りつかれた者たちの前で、限りない憐れみの訓練をさせました。イエス様の愛がどれほど大きく驚くべきものかを、弟子たちの前で直接人生として見せて下さいました。
　主の愛には差別がありません。ユダヤ人やギリシャ人、奴隷や自由人にも同じように働かれることを主は見せて下さいました。イエス様の弟子であれば、愛の対象が明らかに世間の人とは異なります。
　あなたは愛の人だと自負することができますか？あなたはどのような人々を愛してますか？ 　　　（マタイ5:46 ）あなたの愛には差別がありませんか？


(分かち合いの内容)
１．自由にお互いの証しを分かち合ってみましょう。（例、イエスを信じるようになった証し、恵みを　受けた証し、仕えることに対する証し、伝道した証し、属会がどれほど良いかという証し、礼拝の時間に受けた恵み（感動、悟り、悔い改め、勇気を与えられたこと）、どのようにして十分の一献金を捧げるようになったか、どのようにして献金を捧げるようになったか･･･）

２．８つの幸い（※１）を一緒にゆっくりと黙想してみましょう。そして、先週一週間を曜日ごとに黙想し、実践した８つの幸いの品性を具体的に分かち合ってみる時間を持ちましょう。あなたは８つの幸いをどのくらい実践しようと考えて生活しましたか？（心の貧しい人々（※２）、悲しむ人々、柔和な人々、義に飢え渇く人々、憐れみ深い人々、心の清い人々、平和を実現する人々、義のために迫害される人々、できる限り具体的な事例を話すこと）

※１　「山上の説教」（マタイによる福音書5:3-10）でイエス様が話された、８種類の幸いな人々のことを表します。
※２　ここでは「世間のことでは心が満たされず、ただ主によってのみ心が満たされる人」という　　　　　　　意味になります。

３．‘イエス様の憐れみ’の御言葉を聞いて、自分が実践してみたいと思う部分について、具体的に分かち合ってみましょう。そして、先週実践したことについて話してみて下さい。








（補充質問１）
　イエス様は弟子たちと一緒に船に乗ってどこに行きましたか？（マタイ8:28、マルコ5:20）
　そこはどのような場所ですか？その場所で、誰に会いましたか？なぜ会ったのでしょうか？ 　　（マタイ5:19）
　イエス様は悪霊に取りつかれた者たちをいやして下さってから、どうせよとおっしゃいましたか？
　イエス様は弟子たちには何の御言葉もかけませんでした。ただ行動で見せてくれました。弟子たちは何を悟ったのでしょうか（ヨハネ13:15）
　今日の本文は、８つの幸いのどの言葉とつながりますか？（マルコ5:19）

（補充質問２）
　悪霊に取りつかれた者の特徴を話してみましょう。（マルコ5:2、4、15、マタイ8:28）
　この地域の人々はなぜ豚を飼っていたのでしょうか？（財産、食べ物）
　イエス様の力を分かち合ってみましょう。（マタイ8:27、マルコ5:15、マタイ28:18）
　そのイエス様が今どこにいらっしゃいますか？（コリントの信徒への手紙二13:5、マタイ28:20）
　臨在と信仰、愛に対する自分の姿を分かち合ってみましょう。

‘８つの幸いの人生、私たちの人生'