「お金は一体何だろう！」

お金は一体何だろう。
本当にお金が妻よりも大切で、お金が父母よりも大切なのか。
常識的な答えはもちろん「NO」である。
しかし、現実はこの常識を超えているようである。
実際、多くの人々の人生は「YES」と答えている。
そのお金というやつが一体何で、
お金のせいで夫から捨てられ、お金のせいで子どもたちから苦しみを
受けたあげく、自ら命を絶ったおばあさんが一人いる。
77歳まで生きておられた方がいかに苦しかったら「死にたい」、
「世の中が全部わずらわしい」という文を残し、川に身を投げたの
だろうか。思うだけでも心が痛む。
このおばあさんはお金がないからではなく、たくさんあったから、
このような不幸になってしまった。
60億ウォン（約6億円）を持つ財産家で、高級マンションで
住みながら、専用のタクシー運転手もいた。
しかし、このお金が彼女の人生を四方に飛び散らしてしまった。
夫はお金があるから、10年前に浮気をし他の家庭を作って出て行き、
子どもらはお金を出せと常に乱暴にして、互いには一文も多く遺産を
相続するためにいつも喧嘩していたという。
お金が家庭破壊の主犯人であった。
お金がなかったら夫も出ず、子どもらの乱暴も、喧嘩も、
当然なかっただろうが。本当にお金が敵である。
もしかしたらこのおばあさんは、自分が一生かけてたくさん
儲けたことについて誤解したかもしれない。
お金が家庭破壊の主犯人だからである。
聖書に、「金銭の欲は、すべての悪の根（テモテ一6:10）」という
御言葉がある。
お金は人になくてはならない重要な手段の一つであるが、
幸せがお金の量に比例することは絶対ない。
お金と幸せの関係は、鐘の形（放物線）と同様である。
最初は幸せがお金に比例し一緒に上がる。しかし、ある程度上がると、頂点が来るということを知らなければならない。実際、この頂点が
お金から得られる最高の幸せの時である。
お金がこれより多くなりはじまると、逆に幸せの指数はますます
落ちてしまう。
そのため、最後には人生破産の時を迎える場合もある。
何年か前のことだと覚えているが、貧困な国であるバングラデシュが幸せの指数が一番高いという記事を読んだころがある。
もしかしたら、現代人はお金をたくさん持っている不幸の
下向き曲線の軌道に乗っているかもしれない。
お金の誘惑から自分を守れる人が実際幸せな人である。
適正な所有に満足しよう。これが最高の幸せを所有する秘法である。





＊グラフは日本語で訂正できなかったため、下記にて補助いたします。

행복지수: 幸せ指数
행복의 정점: 幸福の頂点
소유의 한계치: 所有の限界値
돈: お金