中国にマオ・シャオピン（牟小彬）という有名な人がいるそうです。彼は幼いころ、現代の医学では治療が不可能な病気に襲われ、成長ホルモンの分泌が止まってしまい、背が伸びなくなったそうです。1979年生まれで今年26歳になりますが、身長はわずか1m18cmしかなっていません。しかし、マオには小さい身長が決して障害になりませんでした。彼は、他の人々のように一所懸命アルバイトをしながら、大学を卒業しました。卒業後は事業を起こし、今はその事業が多く増え、周囲から「百万長者」と言われるそうです。本当に「ちび社長」になりました。それに、自分より5歳も下である身長1m60cmのきれいな女性の「チン・エン」と愛し合い、婚約をしました。それで、彼は中国のメディアに知らされ、一躍有名人になりました。

多くの人々が、「仕方ない」環境や条件で生まれたことを憎みながら生きています。
私はなぜこんなに身長が小さいのか！
私はなぜこんな顔なのか！
私の家はなぜこんなに貧しいのか！
また、20名以上の人々を殺害したユ・ヨンチョルは自分の誕生日と名前さえこう呪ったそうです。
「俺は名前がヨンチョルだから、永遠に（韓国語でヨン(・)ウォン）物心がつかないんだ（チョル(・)アンドゥルダ）。」
「そして、誕生日が4月18日だから、人生がうまくいかないんだ。」
条件や環境がその人を作ることではありません。
条件や環境はその人の未来とは絶対関係がありません。
今自分が持っている「心構え」が自分の未来を決めます。
自分が自分の人生について確信し、自分に対しての（悲観ではない）愛と自分の未来についての（絶望ではない）望みを持って生きていけば、いくら悪い環境や条件であっても、すべてが共に働かれ、「ちび社長」のように万事が益となるでしょう。

よく覚えてください。
決して我々の人生は環境が決めるのではなく、自分の心構えによるものであるということを。もし、環境で決められるのであれば、我々は必ずこのちび社長より素晴らしい人生を生きているはずです。自分の状況や環境のせいにする人は、不治の病にかかる人よりもっとかわいそうな人です。自分の人生を自ら死なせているからです。
「主よ！私の心に健康を与えてください！」