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중앙영광교회

ジェイコブ・ディシェイザー(Jakob Deshazer)

멀티선교팀, 2017-10-15 15:43:24

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ジェイコブ・ディシェイザー(Jakob Deshazer)


第2次世界大戦のとき、日本側はハワイの真珠湾を主日に攻撃しました。その空襲で、死んだアメリカ兵士が2,300人にのぼります。ここにアメリカ側は日本の本土を攻撃することで復讐を敢行します。その時、復讐心に燃えて自ら志願し戦闘機の操縦士になった青年がいました。ジェイコブ・ディシェイザーさんです。彼はB25戦闘機に爆弾を詰め込んで名古屋周辺を集中爆撃しました。そのあと、機体の異常で空母のホーネットには戻らず、中国国民党軍(蒋介石軍)の溧水(りすい)飛行場へ着陸することになっていました。飛行機上から落下傘で降下しましだが、日本軍のエリアに着地してしまい捕虜になってしまいました。不時着でしたが、なんとその場所は日本軍の占領地域だったのです。
彼は直ちに戦争捕虜として捕まりました。終身刑を言い渡されてから3年4か月間もひどい捕虜生活を強いられました。取り調べの拷問や軍法会議などでかなり悲惨な体験をしていましたしまた、何人もの仲間が亡くなりました。このことで、日本人をさらに憎むようになりました。天井あたりに小さい穴だけがある狭い独房監獄で過ごさなければなりませんでした。もちろん、彼にはどんな書籍もラジオも提供されませんでした。独房でただ、自分の過去を回想するのが一日の全てでした。彼に唯一の楽しみは外へ出て体を洗い運動ができる30分間でした。彼は本当に地獄のような暮らしで一日一日を延命していきました。
ところがある日、日本人の看守から聖書が提供されました。彼は狂ったように目が覚めると朝からその聖書を読みました。無我夢中で徹底的読み込み考えました。キリスト教の家庭で育ち、説教も数多く耳にしましたが独房で読み上げた聖書の御言葉は違いました。本当に御言葉が生きていて彼の心に入って来たのです。創世記からの内容すべてが信じることが出来ました。特に彼の心を奪った御言葉はイエス様が十字架につけられて死にかけながら語られたはなしです。
「イエスは言われた。父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです。(ルカによる福音書23:34)」

彼はこの御言葉通り、自分にとって‘彼ら’である日本人たちを赦し愛するようになったのです。そして、神様に約束しました。もし、神様が自分を捕虜から救い出し自由の身にさせてくださるのであれば軍人ではなく、宣教師として日本に戻り主の十字架の愛を伝えると約束しました。
福音を受け入れたディシェイザーさんにはもう人を憎む心がなくなりました。あんなにひどく虐待する収容所の看守たちに対する憎しみと怨みが一杯で、殺したくなるくらい堪え難いものであったのが、ついには言葉、行動とで真心で愛するようになりました。そうすると、看守たちが美味しいゆでジャガイモまでこっそり差し入れてくれる信じ固いことも起こりました。看守たちも彼の愛に変わったのです。

その後、しばらくしてから、神様はディシェイザーさんにまさに夢のような自由を与えられました。戦争が終わり彼は捕虜収容所から釈放されてアメリカに戻り神学校に入りました。3年後、彼は宣教師になって日本に再び戻りました。自身の証しを書いた伝道誌「私は日本の捕虜でありました」で日本の人たちへ熱心に神様の愛を伝えました。
100万枚以上も伝えました。彼は約30年間日本宣教師として素晴らしい役目を果たしました。彼を通して数多くの日本の人がイエスを受け入れるようになりました。その中の一人が淵田美津雄さんです。彼は真珠湾空襲の時、日本軍総司令官でした。そんな彼がある日、街中でディシェイザーの伝道誌を手に入れ読んだ後はイエスを信じる程度だけではなく、一生福音を述べ伝える人に生まれ変わりました。
福音は力です。福音を受け入れた人は、人を殺そうとした人から、蘇らせる人に変わるはずです。復讐心の憎しみが赦しの素晴らしい愛に変わㅕります。その人にイエスの命、イエスの愛が入って働くからなのです。イエス様は世の中を蘇らせるために来られました。
罪悪と憎しみ、そして戦争によって死に向かって走るこの世界を救うために来られました。この地の望みはただイエスおひとりしかいません。人はイエスだけで変化することができます。憎悪心を赦しと愛に変えるお方はイエス様おひとりしかいません。
“イエスの愛を伝えよう。イエスの愛を伝えよう。万民の中に向かってイエスの愛を伝えよう。”

1 コメント

中森千草

2017-10-16 08:56:00

人を憎み、人を許さないこと。
どれほどの大きい罪であるか。
そして、人を許すことによって
得られる祝福の大きさ。
心に衝撃が走りました。
神様の教えに素直に従うこと、
大人になると難しい。
しかし、クリスチャンとしての道を
しっかりと歩いていきたい。

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